« ”敵中の敵”の構築と相互疎通だろう。 | メイン | わかってもらえなくても支えなきゃならん事があるだろう。 »

2006年11月19日

ボトムズってもしや、古さを感じさせないビートルズ??

六平太まじ影の総理。ちよすら無能じゃん基本的に。現実はもっとヤクザ一家とか内閣くらいの組織性を有するよなきっと。県知事以上なんだし。
その功名が辻ももう終わりだね、関が原以降見るところないし。

「いろはにほへと」マジおもれー。
なんだろう、このオープニングの躍動感とノリの良さは。
雲とか好きで描き上げてるもんな、これ。芸術の域。またYUUKAが良く合うんだこれ。

 ◇

GYAO
で、「いろはにほへと」とセット販売の「装甲騎兵 ボトムズ」視聴。(うめー)
OPで一気に83年へ引き戻される。暗殺未遂を受けバイファムと私生活が連動する状況のわずか1年前。
テレビは家具調のトリニトロンリモコンなし。
ボトムズガムのプラモが詰まったおもちゃ箱。
宮原駅東口イエローサブマリンも、上尾駅東口アリコベールも、輝いてたっけ。いや西口のキンカ堂や西友だって。
どこにでもタカトクのマクロスバルキリーは飾ってあった。ボトムズも場所によっては。
プラモ屋が活況、定例コンテストで飾られるお客のプラモ。はま模型。フジ模型。及川文具。

まだまだ室内遊戯なんてネクラで、子供はみな外へ出てた。
ゲームといえばLCDとゲームウォッチ。小金持ちだけがやたら持ってた。
いまほど大人が頼りなくも大人しくもなく、前向きなムードがあったような。理不尽も多かったけど。

京極「高橋はん、あんたなんちゅうもんを見せてくれたんや(じわ」

それにしても不思議なのは、今でも小説で連載が続いていること。http://ent.nikkeibp.co.jp/ent/votoms/s/
バイファム、ナウシカ、いやガンダムだって、どれひとつ当時のまま連載が続いてるものなんてない。
ひとえに高橋良輔の万能さなんだなあ。風の谷の途絶えぬ風のような。大河、戦記向き。
富野良幸はそこまで淡々と続ける人じゃなかった。台風のような”勢いだけの人”とも言えるね。新作、祭り向き。

ボトムズってもしや、古さを感じさせないビートルズ??
なんか語呂も似てるしなあ。
装甲騎兵ボトムズ
西洋器楽ビートルズ

秘密結社とか軍隊とかやたら生臭いリアリティが、ユダヤとかメーソンとかその辺に気に入られちゃってたりしてね。
「秘密結社による不可触観察対象」とかって表現が特にな。
逆に嫌がられることをやると、「地球少女 アルジュナ」みたいに悲惨な結果に。NHKに蹴られ一話分放送できず13話に短縮。

時を超える大河性、ここにそういう臭いを感じてしまう。
http://www.meijigakuin.ac.jp/~inaba/votoms.htm
「百年戦争」が、実は「ワイズマン」という異能者たちのバイオチップを複合した不可視のコンピュータ・ネットによって演出されていた過程が描かれる。主人公キリコ・キュービイが異能者(ニュータイプ?)であったことも、キリコが遺伝子工学と生化学技術によって作られた異能者であるPS(パーフェクト・ソルジャー)の女と恋におちることも、ここでは全ての出来事が見えない力によってプログラミングされていた

要するにキリコはPS(『ガンダム』の人工的ニュータイプ「強化人間」)の秘密を知ったがために追われ追われの旅を続ける、と最初は見えたのですが、やがて彼をハメた連中の黒幕であるワイズマンの関心が、PSにではなく彼自身にあることがわかってきます。PSはかつて古代文明において自然に出現したワイズマンら異能者(『ガンダム』のニュータイプ)の人工的で不完全なコピーに過ぎず、キリコこそが数千年ぶりに誕生した自然の異能者であること、そして全ては、ワイズマンが自分の後継者を生み出し、鍛え、遺産を受け継がせるための出来レースだったわけです。
 そして終幕近くでワイズマンと出会ったキリコは、自分を翻弄した宇宙に復讐するためワイズマンの後継者になる、と宣言し、かつて自分を追いつめてきたワイズマンの手先の秘密結社の首領となり、ワイズマン復活阻止のためついに手を組んだ二大強国の軍を蹴散らし、ワイズマンとの最終ランデヴーポイントに臨みます。その途上でキリコは最愛の人PSのフィアナら数少ない仲間の制止を冷酷に振り切り、いまは自分の部下となった秘密結社のメンバーを弾避け、捨てゴマとして容赦なく消費していきます。このあたりの描写は圧倒的な迫力です。
 しかしついにランデヴーポイントに到達したキリコは、ワイズマンの宿るコンピュータを破壊してしまいます。全てはワイズマンを欺くための決死の演技でした。彼は戦争に利用されることを拒否し、愛するフィアナとともに、戦争のない世界への逃避の希望をつないで、宇宙空間で醒めるあてのない人工冬眠にはいり、物語は終わります。

余談ながら、「涼宮ハルヒ」のストーリーにも似てるよね。
数千年来の逸材、不可触監視対象、等等…

投稿者 大尉 : 2006年11月19日 22:11

コメント

コメントしてください




保存しますか?