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2005年01月26日

今日の都内は、交通警察だらけ。

今日の都内は、交通警察だらけ。嫌なときに出向いてしまった。

しかも私も切符切られた。都心でよくある、線を踏んだの進路変更がどうだのというパターン。
交差点出口で青発進の車を停める、もっとも合点がいかない手口。
先の信号が赤で進めないのまで計算づく、しかもサイレン鳴らして物騒に追いかけてくる始末。
霞ヶ関のど真ん中、右翼対策の警備警察が多い中で、その連中が手を挙げて道を渡っているようにしか見えなかった。
あんなところに控えめに交通警察がいても区別がつきようがないのだ。

おおよその事情通なら、春秋年末の大集金キャンペーンがあるのはわかるだろう。
警察は反則切符の納付額にノルマを決めており、その定額に見合った国家予算を引っ張ってきている。
額が下がってしまえば予算減らされ、省庁内の力関係が弱まって舐められる。
利権体質の原動力となっている男社会くさいシステム。

で、上に挙げたように大体年内に3〜4回の集金をやるわけだ。
しかし、これに加えて追加集金が行われることがある。
春秋年内にしろ、ノルマに到達していない場合に、各所轄署長宛に不足額だけが通達されるということだ。
取締りをやれとは言わない。

今日は1月末。つまり、年末取締りで不足があったために行われていたのだろう。
都心部のどこへ行っても、切符かばんをぶら下げた巡査でいっぱいだった。

集金目的を区別するのは簡単だ。
・ねずみ捕り
・手を挙げて、全然危険性がなくても停める
・有無を言わさず切符を切ろうとしかしない

普段の交通警察は、よほど危険性がない限りは停めないし、
停められても注意で済んだり、切符になっても仕方がないと思わせる状況だったりする。
すみません、気をつけろよと苦笑の会話で終わったりするものだ。

しかし今日はとにかく無視、憮然を貫いた。
いきなり高圧的、要らぬことまで色々聞き出したがる、失礼というレベルではなかった。
停止中の車の間を徐行で抜けて先頭へ出る、危険性の低い内容にいちいち尾ひれをつけて大げさにしようとする態度。
都心をバイク便や私用などで長年通行して慣れ親しんでいる身としても、強引で一方的なのが一目でわかる。
元公安委員長も、これでは怒るのも無理はない。あれは渋谷だったけども。

反則切符にはこのように2種類の切り方があり、
片方には大いに問題を含んでいる。これは良く覚えて置いて損はない。


個人的には、警視庁管内、特に内堀通り付近の取り締まりは吐き気がする。
機械のように淡々と、まったく人情が見られない。
これが杉並板橋あたりになればもう、少しは人間らしい巡査が見られるのだが。
結局、警視庁はエリートで、かつ皇居付近で本庁のお膝元だからそうなってしまうのかもしれない。

しかし、やはり反則切符を金目当てにしておくのは納得がいかない。
抑止力としての反則切符であればいいのだから、その辺は時代なりの改善を望むところだ。
せっかく、裏金疑惑だので叩かれて改革のチャンスなのだから。

麹町、高円寺ほかでかつて目撃した、
体を張って車やバイクを止め、法規に基づいて説教していた巡査。
仕事人の姿に尊敬すら覚える。
少なくとも昭和40年代序盤までは、それが基本だったと聞いている。

投稿者 大尉 : 2005年01月26日 19:26

コメント

それと、スクーターはなめられやすい。
しかも小さければ小さいほど。50ccかそれの90cc型なんか最悪かも。
運転初心者と思われやすい傾向がある。

ただでさえ、原付狩りなんて言われるほど
反則切符のカモにされているのが現状だから、
そういう意味での余分な注意もしなくてはならない。
実に無駄なことだ。

投稿者 大尉 : 2005年01月26日 22:27