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2005年02月03日

3WFジョグ90の基本整備

3WFジョグ90の基本整備

マフラーをはずしたが、すすの付き方も普通で詰まってなかった。

今回はやっと
プーリーとクラッチスプリング、センタースプリングを交換。

クラッチ側は工場出荷時に相当なオーバートルクで締めてあり、車屋でエアインパクトを貸してもらった。
締めるのは手作業でよい。規定トルクが4kg・mだから。

まず、ベルトの滑り感が減った。
古いセンタースプリングは新品の4/5まで縮んでいたから無理もない。
古い方は手で縮めるのが容易だったが、新品はそうはいかない。
ただし、純正で2種類あるうちの硬い方を頼んだせいでもある。(90501−403G3)

クラッチスプリングは、50W−16626−00という別車種の硬い奴(硬さ約1.5倍)をつけたが
どうもそのせいでかクラッチが滑るような音がする。
硬すぎると滑ることがあるというのは一般論だが、今回はまだ組み付けたばかりなので、
各部がなじむことで解消するかもしれない。

シャープすぎた出足はフラットになり、当たり前のように高速度での加速をするようになった。
80kmは組み付け直後でも容易に超えた。

速度生息域が上がるにつれ、段々ノーマルFブレーキが役不足になってきた。
こいつは握りこまないと利かない。強い制動時のコントロール性に欠けることになり、危険だ。
皆がジョグZのブレンボキャリパーに変更する理由もわかる。

オイルが入ってないフォークも怖い。アクシス90のオイル式フォーク移植が望まれる。
リード90、アドレスV100と比べて、一番フォークが良かったのがアクシス。
他はてんでノーマルではダメだったけど。

ヤマハは金がそこそこかかってしまう。
しかし元が遅い設定だが、それらリミッターを外していくと性能向上が目に見えるので楽しくなる。
しかも他車種部品の流用が多彩だ。共通部品だったり、共通設計だったりするのが実に多い。

ただ、なんでジョグ90が不人気かといえばそのタンク。
ガソリンは3.5Lしか入らず(アクシス5.5L)、
オイルは0.8L(アクシス1.1L)しか入らず缶に少しオイルが余ってしまう。
ガソリンタンクをぶった切って拡張し、ワンオフしたいくらいだ。
あとはホイールとタイヤが細く、採用車種が少ないので流用が利かない。

面白い点は、唯一50ccの車体で90ccを出したこと。
ディオ90、ZZ100、いずれも出ていない。
なめられやすいが(取締含む?)、状況によっては驚異的なまでの機動性を発揮する。

参考URL
http://www.musasino.org/
http://jogfactory.fc2web.com/

投稿者 大尉 : 2005年02月03日 18:57

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