« 本来の納豆 | メイン | 3WFジョグ90の交換部品 »

2005年02月19日

3WF ジョグ90 吸気系交換して

インマニのひび割れで新品交換。
リードバルブを3KJ品番に交換。
エアクリーナーダクトを3YK品番に交換。
メインジェットを#76>#78へ交換。

まず、全回転域においてパワーが上がった。
ただ、回転の戻りが悪くなった。
以前はスロージェットのエアを開けて、スロージェットの支配域(開度1/4程度まで)の
戻りが悪かったが、今度は全開域からの戻りが悪い。
間違いなく、メインジェットが薄い。
ヤマハスクーターはエアクリーナーが歪みやすいので、2次空気を吸ってるのかもしれない。

200kmほど走ってからプラグを見てみると、白っぽいキツネ色。
よくキツネ色ならばOKなどというがあれは眉唾だ。
キツネ色はボーダーであり焼きつき寸前である場合も、機種によってはある。
第一、キツネ色の後に白になったかもしれないし、その逆もありえる。

だからプラグチョップ、つまりプラグの状態を見たければ
全開のときにイグニッションを切ってプラグを見る、
開度1/4のときに同様に、というようにすぐに結果を見なくては意味がない場合もある。
その後走行したり違う回し方をすれば、上書きされる可能性がある。

そもそも、一番いいのはシリンダーをばらしてピストンとかまで総合的に検証することだ。
そこまでやって初めてわかる焼け具合もある。

という観点からすると、非常に微妙。
白とキツネで乾いているということは、濃いということはありえないし、
シリンダーからカブのシリンダーが引っかき始めたような嫌な音もかすかにし始めた。
(これは組み上げ時に砂が混入したかもしれないけど)

#80で按配が取れればそのほうがいいだろうか。手配が済めば試してみる。
それ以前に、ダクトを少しづつガムテープで塞ぎながらセッティング具合を検証してみるか。

2ストエンジンというのは大概、吸気が濃いと振動が多くなって回るのも落ちるのも早くなる。(当然ラフに開ければかぶる)
薄いと動きは細かくなり、上がりにくく下がりにくくなる。(ラフに開けると失火)
まあ、この辺は数々いじって経験を積み重ねないとわからないことだろうか。
ホンダRS125のエンジンはその意味では実に極端だった。
さすがにレーサー、というか。

しかしさすがに、薄めなだけあって燃費は大きく向上。
ノーマル時リッター23〜24だったのに対し、27〜28まで跳ね上がった。

投稿者 大尉 : 2005年02月19日 21:00

コメント

メインジェットが薄い件については、特に最高速巡航が長時間続く場合に見られる。
信号が赤になって戻しても、しばらく回転が保持されてしまう。

これを推奨している乗り手は都市部やミニサーキットライダーが多い。
田舎で全開走行の人間にはちょっと?かもしれない。

冷え型のプラグ8番でごまかすか、
80番に変更するか、
いずれにせよ新しい手間と余計な時間がかかる。

投稿者 大尉 : 2005年02月20日 12:42

とりあえず、始動直後の方が調子いいので、
やはりプラグを1番上げることにする。
それで変化なかったらジェットを上げてみる。

投稿者 大尉 : 2005年02月20日 21:08