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2005年02月27日

3WF ジョグ 圧縮抜け

どうも一回プラグを見てから
ピーキーになりつつも高負荷時、変速開始や最高速付近で出力が落ちる、
そんな圧縮抜けのような特性が徐々に目立ってきていた。

プラグを外そうとすると、規定トルクで締めたときよりも格段に軽く外れたので
予想的中だとすぐにわかった。
案の定、プラグのネジの途中まで生ガスが来ていて、焼けも真っ白(こないだはキツネ)。
道理で数日前など、マフラー付近以外からもガスっぽい臭いがかすかにすると思った。

番手上げの新品プラグをはめてやると、いかにも正常なエンジンらしい
マイルドで高負荷まで違和感なく繋がる特性になった。
何より、本能的な恐怖感がなくなった。何か怖い挙動が消えたのだろう。

つまり、プラグというのはスプリング状のガスケットがあるが、
使いまわすとこれが潰れてて機能しない。
で、同じように締めても緩んできたり、きつく締めればヘッドのねじ山を破壊してしまう。
使いまわしは一見得だけど、リスクもあるということだ。

ってことは、現在のMJ、#78を#76に戻せばピーキーなのが楽しめるということだ。
サーキットじゃないし、まめに分解なんてしてられないから、やらないけど。

あとは燃費の問題。
良すぎた燃費は薄かったからだ。
正常に戻ったことで、若干は悪化するかもしれない。

これにはヤマハスクーターの設計も絡んでいる。

シリンダーが寝ている水平エンジンは、振動が大きくなる。
だからジョグ系はポロポロネジとかが落ちてなくなる。
部品精度や材質、表面処理が良くないからなおさら。

ホンダスクーターはかつて、400ccロードバイクのようにシリンダーが起きていた。
スーパーディオZXを新車で乗ってたが、振動らしい振動はなかった。

新車のライブディオZXを借りて乗ったとき、真っ先に振動の大きさに気づいた。
エンジンの振動がブルルンと伝導してくる。
ライブになってから、ヤマハと同じ水平レイアウトに変更されたのだった。

投稿者 大尉 : 2005年02月27日 18:32

コメント

やはり燃費は落ち気味。高速移動が無いながら、31以上は出ていない。

それと、なんか混合気が燃焼室内で焼け焦げながら
アルミを溶かしている、ちょっとアレな香りが目立ってきた。
音と振動と回転の具合では異常は出ていないので、
消耗頻度、ライフサイクルの範疇と認識しておくことにする。

この手の機械は、何度も開ければそれもガタや磨耗(傷)の原因になるから、
あんまりその癖を付けたくない。
同型シリンダーは何度も開けたことあるし。

投稿者 大尉 : 2005年03月04日 23:42