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2005年03月23日

3WF JOG90 ローラーほか

7gローラーに変更する際、ボスワッシャを外し、
それをランププレートより奥に入れておくという横着をした。
これが大失敗。ケース側に寄ったベルトがプーリーに押されて広がる際に
ケースに接触して抵抗が出ていたのだった。
エアクリーナーに吹き戻しがあるし、変だとは思っていたのだけれど
これじゃ焼きついているのと同じだから、そりゃ吹き戻すはずだ。

燃費はどういうわけか31kmになったり26kmになったりと不安定。
しかも発進時にビアッジウイリーしたり、のそのそだったり、これも不規則。
実に判断に困ったものだ。ヤマハらしいといえばそれまでだが。

基本的に駆動系が熱くなってくると、センタースプリングがへたれたりして
そういうことになるらしい。実際、冷えているうちの発進加速はマジェスティの急発進より上。


チェンシンRタイヤもそろそろ交換時期。
今度はミシュラン3.5をアクシスホイールに装着する。
これは急発進が怖くなってきたことへの対処でもあるし、
最高速重視にするためでもある。

80/90では車体の太さに見合わず、切り返しやギャップで安定しにくい。
まるで自転車のタイヤのようである。剛性も低い。薄すぎるのだろう。

しかも浅いから段差ですぐにホイール打ちする。特にリアは大きなタイヤの方が良い。
フロントは3.0か90/90を予定。

以前も書いたが、この82ccエンジンはパワーバンドが狭い。
排気ポートを絞ってあるのだろう。
高回転特性だから、変速中は周囲に抜かれるほど遅くなり、(冷間時は別)
60km/hくらいから恐るべき加速が始まる。

80ccで90〜100ccに対抗すべく作ったのだから無理もない。
だから、変速をパワーバンドで行うにはWR7gでも足りなくて、
6.5gでもどうだかと言った所か。(まだ試してない)

だいたい、パワーバンドをキッチリ合せてもすぐに熱ダレして腑抜け特性になる。
この辺はシンプルな無段変速装置の弱点としか言いようが無い。
ギア車なら、自分の思うように引っ張り、変速できるからだ。

キタコプーリーでは舗装のよい平坦な直線で、向かい風で無い限り88程度はコンスタント。
同じようなチューニングをしていない限り、たとえ113ccでもほとんど付いては来ない。
むしろすぐに消耗する無段変速の宿命で、大半が最高速を落としている。


しかしCR80というレーサーはものすごい特性とパワーだ。
つまり空冷であることがポテンシャルダウンの最たる要因なのだろう。

投稿者 大尉 : 2005年03月23日 23:38

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