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2005年11月30日

LEAD リード


ホンダリード100。
ダメダメ。1時間で飽きた。出せる最高速が、ギア比の関係かホンダは低い。
出足は排気量の大きさやライトチューンで太くできても、上がさっぱりだ。このメーカーお得意のモーターのようなフラット感が退屈に貢献している。
キャブが小さくインマニも細く長すぎるから、スロットルと回転が連動せず、がばっと開けて待つことになる。実に面白くない。
ヤマハだと400cc並みのスロットルマシンにできるのに。

ロッシがRCV勢を抜く感覚と、原付スクーターの世界とて共通点があるようだ。ヤマハのはポートが狭くて高回転域の盛上がりがある。
実際、流れの速い道ではリードの方が辛くて左車線に退避するハメに。20ccも小さい排気量のヤマハ(ジョグスポーツ、アクシス)のほうが有利で右のまま走れるとは…
あれは初期型だけギア比がロングなのだ。後期型でもタイヤサイズを大きくすれば同じにできる。
リードは一番大きいタイヤだからサイズアップできない。しかも純正サイズでも高い。

大体、新しいホンダは触媒だのなんたらブレエキだの、余計なものがついている。
シンプルにいじれないのは規制対応で燃料調整まで関与しているからだけでなく、カウルが箱根細工だからでもある。

ホンダはクランクベアリングがクリアランス大きすぎてすぐだめになる。
ヤマハは4万持つが、最近のホンダは2万だという。
長く楽しめないという点でも、いじり所がないという点でも、低速巡航短距離往復乗りっ放しで整備せず、じゃないユーザーには厳しい。


コンビブレーキというのが評判通りに邪魔だ。解除。
FブレーキレバーがRブレーキレバーとリンクを通じてワイヤーで繋がっているので、F側を外す。
Rレバーのリンクがぶらぶらしてワイヤーが伸びきったのと同じになりブレーキかからなくなるので(なんとワイヤーアジャスタ無し!)
カブとかのホイールブッシュの要領で、リンクの隙間にムクの合成ゴム角材(ハンズとかで売ってる)を適当なサイズに切って挿入。

独立動作させてみると、なんでFブレーキが効かないといわれているかがわかった。
ライン組立時からレバー動作部にグリスをつけてない。シブシブな動きでコンビブレーキがはたらく。
余計な動作部が多いため、シブシブな動きが相乗効果となり、引っかかりを生む。かけたつもりでもあまりかけてないことが多くなる。
片押2PODキャリパーの効きは普通で、高速でなければFだけで普通に止まれる。ただホースが柔らかく膨らみすぎて、レバーがグリップにあたるまでかけても性能の80%くらいまでしか使えない。

・コンビのままでいいから、一度分解してグリスアップしよう。粉だらけギザギザになってるかも。


しかし私もすっかり10年選手だ。大抵のことは経験則と即時学習でこなせるようになってしまった。
なんかつまらん。あの頃が懐かしい。

投稿者 大尉 : 2005年11月30日 13:19

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