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2005年12月04日

CBR600RR'05

いわゆる大型SS(シュペルスポルト とかっこつけてみる)
サーキットで借りて軽く攻めたのがYZF-R1'98とCBR900RR'98とZX-9R e2'01とYZF600か。
公道チョイ乗りだとGSX-R1000'01とCBR600F4i'02が加わるがあてにはならない。

このモデルもF4iのころはほのぼのとしていた。雑多な作り、Fというキャブ仕様をEFIにしたくらいの。
でかい、マス集中が甘いから体感が重い。はやくRRを出せと鼻息が荒かった記憶がある。
RCVの設計を受け継いで2代目。マイナーチェンジ。大体見当はつけてたけどそのまんまだった。
マス集中が徹底した。でかい中空の多い塊から小さなムクの塊に進化してるので、振り回しても重さがない。
縦に詰めてるのでハンドルが近くこれも小さく感じる要素。CB400SF'97の要領で振り回せる。
座面は高いが狭いので真下に足が行き、R1'98のような怖さはない。気持ち的にはもっと父RC-211Vぐらいつんのめってたほうが(ライディングだけなら)安心できるくらいだ。

国内仕様なのでアイドルからパワーバンドまでは400SFのようにぬるく元気で頼りになる。上は無限フルエキのせいか若干元気な気はした。フルノ以下略。
でもYZF600サンダーキャットとフィーリングは一緒。400のお兄さんだ。

リッターばかりの集団でツーリングへ行く、たまに高速で加速と制動を楽しむのがメイン。
…という人にはリッターもいいかもしれないが、
街中をセコセコ乗る、峠やサーキットで遊びたい。
…という人は1000は経験だけのために誰かに借りてすまし、600を買うべきだ。なるべく国内仕様の保証があるものを。

扱いきれぬ部分というのは予期せぬ現象や結果を引き起こす。公道でこれは実に怖いし、公道で1000を絶えず使いきれる人などいない。
これはかの故ダイジローの不幸な事故も、同じ原因ではないかといわれている。だから再来年から排気量が800にダウンされるくらいだ。最高峰の現場がこれ…。
最近は微妙ではあるが、やはり1000は車体が大きい。これは技術的にではなく大きくしないと強大なパワーに対応せず危険だからだ。むしろホンダは小さいくらいだというインプレを書くライターもいた。
大きいということは、小さい人ほど全身を目いっぱい動かして対応せねばならない。動作が大きくなるほどミスは出るし疲れが出るのも早くなる。
それができるスキルがないならマシンに乗せられていじけてしまうし、当人も怖いだろう。

なんにせよ急速にホンダとの関わりが深くなりつつある。

ちょうど打倒ロッシ、ヘイデンとメランドリの熟成という面白い状況でもある。
ホンダに足りないのは、ロッシと同等の精密さを保つコンセントレーションを持つ人材の不足。
圧倒的な速さに呼応してマシンを独り善がりで開発できるリーダー(ライダーとメカの連携も含め)の不在。
これだけで勝つようになる。ロッシとバーシェスへの依存度は相当なものだった。
というかロッシはのっぽすぎてそれだけで有利なのだという、前述の理由で。前の常勝ドゥーハンもそこそこの大きさと屈強なボデーでマシンを支配する人だった。

以上、伝聞だけで現場は見てない人の戯言。

投稿者 大尉 : 2005年12月04日 16:37

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