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2005年12月08日

リード100 分析は続く

ポート形状、ボアストローク共に日常の扱いやすさに振っている感じ。
発進の回転域はトルクフルでも上に行くほどハンチングみたいに音だけになって進まなくなる。
しかも高速になるほど燃費が落ち、これはヤマハ90ccとは逆だ。
これは社外大径プーリーに対して小さい純正フェイスでベルトが滑ってるためでもあるだろうけど。

アクシス90だとぴたっとフォームが決まるのだけど、リードは大きくばらつきのあるインターフェースに、どう曲げたものか迷う。
さっぱり沈まないサス、低重心過ぎるのに車高高い設計、がこれに拍車をかけている。

ハイギヤ、プーリーフェイス、どこからも出てない。ヤマハで何をどういじればいいかは把握したのに、リードではできない。
タイヤサイズアップはBopperなどのビッグスクーターのがあるが(120/90 10TT)、
リムに対してオーバーサイズ(標準2.75 おそらくリードは2.50)なので外径が大きくなってドロヨケに擦るだろう。
実に難しい。ここまでガチっとおじいちゃん専用バイクだと。

82ccEgExSTDで高速道の沿道を左右車線余裕で走れるのに、101ccでできないはずがない。
非力とか言ってる人は、その定義を間違えていると思う。変速比とポート形状の問題に過ぎまい。
だってアヴェニス150とリード100でまったく同じ加速なのだから。2st4st換算でも辻褄が合っている。
120は出なきゃおかしい。単にメーカーの遠慮だろう、高速道に入れないから。


あと、古い設計なりの欠点がもうひとつ。寒い。
アクシスなどはスクーターらしい、風を切り裂くフロントビューだ。RC211Vなどもこのコンセプト。風を特定方向へ逃がし、風の壁で負圧による無風領域を作る。
だがリードは昔ながらのロケットカウルな形状なので、カウルの真後ろに風が来る。よってアクシスよりもリードのほうが寒い。

ブレーキは利かないという誤解の続き。

大抵は、かっつんブレーキにならぬようにホースをやわらかくして膨らみによる減衰を確保する。
おっさんじいちゃんもこけないし、バイクを恐れないでいてくれる。

すぐにステンメッシュとかに走るのもいい。だがまて、それはコントロール性を捨てることだ。
たとえるなら16進数を2進数にするようなもの。握ったらもう8割利いてしまう。
微妙な速度制御や尾灯アピールが辛くなる。雨天の繊細な制動も。

握らなきゃ利かないなら、最初から深く握りこめばよい。
とりあえずリードでも、限界速度から中指一本で制動できているし、握り始め利かないブレーキを惰性制動しやすくてよろしい。
握力や持久力が不安なら、柔らかめのメッシュもある。

これはクラッチスプリングにも言える。すぐ硬いの入れるなと。
渋滞を縫うときの微速前進はどうする?エンブレが早く終わったら危ないときもあるぞ。

発進加速だの80km加速もいいけど、どうせ追いつかれて避けるんだよ。
だったらそこそこの加速で上が伸びるエンジンの使い方を学んだほうが色々潰しが利くよ。原付2種スクーターなら十分に中上級の走りをアピールできる。

なぜロッシM1はRCV勢を追い上げるのか。そこだ。公道もサーキットも走ってるのはバイクに変わりはない。

出足にこだわる奴らはメリハリがない。各動作をきっちり詰めず、理解していない。
とりあえず最初リードしたつもりで車の真後ろに金魚の糞、高速なのにたらたら惰性的にすり抜けていく。いつぶつかるのかと。
かと思えば90以上のペースの道では左に避けている。これじゃ原付1種と同じ危険が伴う。

カッチリは危ない。避けきれず余裕なく周囲に合わせにくくなる。
大きな楕円軌道と、見合った相対(車間)距離。人より大きく遠く、多く3手先を読む。
大きくて速い事に慣れれば、小さくてのろいことをより大きな余裕で対処できる。
安全運転ととろとろ運転は違う。高速走行とハラハラ暴走も違う。
大きく走る人ほどハラハラなどしていない。考えなしで暴走する人とは違うところで飛ばし詰めていく。


(12/10追記)
どうやらブリジストンがいいサイズを出している。
hoop B02 Rear1776
110/90-10 51J TL 109 452 2.50 2.15〜3.00
1センチアップのみだが確実に入る。

bopperはハイグリップじゃないしミシュランはコンパウンドレス傾向なので
冬場やいざというときにつるっと行く可能性も高い。
hoopもこのサイズはハイグリップじゃないけど、ブリジストンだからまだまし。

ちなみに標準サイズの場合。
TT91GP
100/90-10 56J TL 100 434   2.50 2.15-2.75
柔らかすぎてリードには無駄なタイヤでしかありませんよ。うかつにガラス片鉄くず地帯に突っ込めないし。

それにしてもがっちり硬いバイク。アルミ鋳造ホイールは伊達でなく、すべての部品が
分厚く重い。そのくせ、サスが沈まない。

投稿者 大尉 : 2005年12月08日 16:57

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