« ゼーガペインを考える | メイン | イタリア ムジェロGPロッシ優勝 »

2006年06月07日

図書館利用者が酷い

NHKによれば図書館利用者が酷いらしい。書き込み、乱暴な扱いでの破損など。
映像を見てるとよくわかるが、自分勝手な変人が増えている。しかも仮面をかぶって一見は普通に暮らしてる連中だ。
本を大事にしない、私物化、自己満足に終始、みな時代なり、社会そのものだ。
国家が、馬鹿でも変人でもいいから税金を払う従順な家畜を奨励している。むしろ知恵の回る告発や提言を警戒し威嚇している。いわば現状が目論見通り。

ぼくらが子供だった70年代から80年代初頭、みんなもっと近代的な物品を珍しがり崇め大事にしていたように思う。
「ドラえもん」での、のび太とスネ夫の描写は生々しかったのだ。
一部のブルジョワの歪み、悪習だったのが、すっかり庶民に浸透してしまった。庶民であるが故により歪みを強めながら。

何でも普及価格にして普及させるというワンウェイな考え方はもう旧世紀的として見直す時期なのだろう。
ものが溢れて、ものを売れや売れ、による歪みが顕在化し定着しているのだから。粉飾決算なんていい例では。ずるしたいというよりやらないと会社の存続が難しい。

ものを大事にせず使い捨てる世の中は、人を同じように扱う。人すら商品価値で測り、残虐に扱う精神構造が広まって久しい。
日本など万事にソフトで有名だ。ということは諸外国はより残虐で信じがたい精神構造が定着しているという仮定になる。
国際社会に準拠するのもほどほどにした方がよさげではないか。

投稿者 大尉 : 2006年06月07日 14:25

コメント

図書館利用の悪質マナーから、近年の日本人の「残虐」
化しつつある精神構造を読み取ろうとする慧眼さに
感服いたします。

それにしても図書館の本の書き込みには困ったものです。
貸し出しごとにチェックする訳にもゆきませんし…

投稿者 Anonymous : 2006年06月07日 18:29