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2006年08月12日

ゼーガペイン 060810

「キョウちゃん、ついに妖怪人間に張り合う!」の巻っき(ハットリくん

舞浜サーバーを囮として襲わせるという展開の割りには結構地味。セレブの一部しか描写しないからだろうか。
映画にすればもうちょっと色々複合的に描写したりできるんだろうけど、背景設定をあんまり用意してないあたりがつくづくTVアニメであり惜しまれる。
TVとしてもやや地味だけどね。この辺は言い始めるときりがないし、現状でも充分に味は出てる。
むしろTVの前で何の気なしに出た愚痴が製作者の目に届くようになった現代が、なんだか空恐ろしい。
元々がニッチ傾向であり、期待にこたえた分の利益が上がるとは限らず、でも無視しすぎるとお客そのものがつかない。
「お前らの意見なんか無視だ」、と切って捨てても絶好調だった吾朗リヴァイアスは最後の快挙か。

映画にすると、ゴンゾの「スピードグラファー」みたいになりそう。
あすこはジブリっぽい一般受けの味付けに、シックを加えたようなのが得意だし。

退屈に感じる理由。
・舞浜サーバーリセットで、それまで積み上げてきた青春劇が終わってしまった。
・リセット後の学園ドラマがおまけみたいにチープ。学園に明るいカミナギがいないのも痛い。
・青春劇がなくなった変わりに、評判今ひとつだったセレブラント戦闘のシーンが増えた。
・やたら暗いシリアスパートに入った。どんな作品にもある、いわゆる「佳境の裏目」。

今までの売りだった女子高生カミナギ、フォセッタ、学園ドラマ、全部捨ててしまったわけで。
ロボットを売り、プラモやゲームを売りたいと言う思惑もあったのかもしれないが、これら転換がどう響くか。

投稿者 大尉 : 2006年08月12日 22:36

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