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2004年03月24日
国内でも常態化している、被害者活動への潜入
オウム真理教も構成員の多くがそれであったという疑惑は、ネットでは有名だ。
そして、潜入先を暴走させてでも(サリンを散布させてでも)目的達成を優先する発想があることも。
彼らは、けっこうそれとわかるように隙がある人も多い。
これは服装風体や車などにも言えることだ。
また極めて一般人であり、学識や企業内地位など見返り目当てに動く人も少なくないようだ。
あるいは、その剥奪という脅しも併用される場合もあるようだが。
(態度が険しい場合があるから。)
偽装被害者(潜入工作員)の行動をまとめてみた。
1
極めて専門的で高度な知識を披露する。
それは時に被害者に有用であり、時に絶望感を助長するようなものである。
2
被害者の被害と全く同時に、同じ被害を訴えてみせる。
これは事実上、形を変えた「ひけらかし工作員」である。
(「お前はこういうことをした」などという、通常知りえない個人情報をひけらかす要員)
実際は被害にあっておらず、被害者が被害にあった事実を知りながら取る行動なのだから
残虐非道な振る舞いと言うしかあるまい。
3
情報収集。
本当の被害者に接触して近辺情報を収集。(加害活動に役立てている?)
4
情報誘導。
被害者に近づき、強い調子で誤った情報を信じ込ませる誘導手段。
古くは、東西陣営の逆スパイ誘致にも使われていた手法。
無論、善意や救済目的の工作員の存在する可能性も皆無ではないだろう。
しかしこの要素をそれと断定するのは、極めて難しい。